あがり症のためのスピーチ講座

あがり症のためのスピーチ講座 心構え/あがり症のためのスピーチ講座 原稿の書き方/あがり症のためのスピーチ講座 実践/あがり症のための面接講座

あがり症のためのスピーチ講座 心構え

社会に出たあがり症さんにとって、もっとも厄介なのがスピーチ。
宿題の発表や企画のプレゼンよりも自由度が高いため、あがり症以前のところでつまづいてしまう人が多いのです。
そこで、あがり症さんにごく簡単なスピーチのコツをお教えします。

まず、長くしすぎないこと!結婚式だろうと、忘年会だろうと、長すぎるスピーチは嫌われます。
え?あがり症と関係ないんじゃないかって?そんなことありませんよ。
あがり症さんは、逆にスピーチが長くなりがち。
「あがり症の私が苦手なスピーチのためにこんなにがんばったんだ」というのが、なぜかうっすらと出てしまうからです。
よほどおもしろい話でもしない限り、聞く側が耐えられるのは5分だと思いましょう。
内容さえ伴っていれば、短すぎてもひんしゅくを買うことはありません。

次に、スピーチを目的にしないこと。
スピーチを無事終わらせることを目的にしてしまうと、「あがり症の私が苦手なスピーチのために……」となってしまいます。
スピーチそのものが目的なのではなく、スピーチによってなにを伝えるのかが真の目的です。
これを見誤らなければ、退屈で仕方ない、「スピーチのためのスピーチ」にはならないで済むと思います。

あがり症のためのスピーチ講座 原稿の書き方

あがり症さんは、子供のころ作文が苦手だった人が多いのではないでしょうか。
子供のころの作文といえばあがり症の天敵、「発表」がつきものですから。
発表がイヤですっかり作文が嫌いになってしまったあがり症さんは、
スピーチの原稿を書く時点でどうしたらいいのかわからなくなってしまうかもしれません。

原稿を書くコツは、わかりやすくすること。
スピーチとは最終的に口頭で伝えるものなので、素晴らしい文章を書くことにそれほど大きな意味はありません。
最後は自分が読むのだということを忘れずに、自分が口にしてもおかしくない言葉で書きましょう。
あまり難しい言葉やカッコつけた文章は、あがり症にとっては足を引っ張るものとなります。

例えば結婚式のスピーチなら、新郎、または新婦へ手紙を書くつもりで書いてみましょう。
親しい人の顔を思い浮かべて書けば、そのスピーチはおのずと心のこもったものになります。
どこかから借りてきたお仕着せのものよりもずっと、聞いている人の胸に響くはずです。
あがり症のあなたがスピーチするのですから、上手なものよりも、温かいものを目指しましょう。

いっそのこと、スピーチそのものを手紙スタイルにするのも◎。
これならあがり症のおかげで原稿を忘れてしまっても、手元の手紙を読めばいいのですから問題ありません。

あがり症のためのスピーチ講座 実践

心構えも、原稿もばっちり。この時点で、スピーチは8割成功です。準備不足であがり症が顔を出すことはまずありません。
それでもやっぱり、当日は緊張してしまうことでしょう。本番直前までは、自己暗示やおまじないにいそしんでください。
というか、事前の準備が万端なら、それくらいしかやることがないはずです。
そして、スピーチが始まる瞬間。
どうしても成功させたいのなら、俳優になりましょう。
「私はあがり症などではない。スピーチなんて朝飯前だ」、これくらい強気に思い込みましょう。
スピーチが頭にすべて入っているのなら、多少大げさに、身振り手振りを交えて話すとより効果的。
アメリカ大統領を演じるハリウッド俳優のようですが、これをあなたが演じるのです。
これが成功すれば、あなたがあがり症だと気づく人は誰もいないはずです。
多少失敗しても背伸びせずにやりたいのなら、あがり症をカミングアウトしましょう。
「私はあがり症です」と、スピーチの冒頭で言ってしまうのです。
ここで大切なのは、「私はあがり症だから許してね」ではなく、
「私はあがり症だけどがんばります」と聞いている人に思わせること。
前者でも時と場合によっては笑って済ませられますが、後者の方がシーンを選ばずに聞いている人を味方にできます

あがり症のための面接講座

あがり症さんにとって、人生最初の関門は面接ではないでしょうか。
入学試験、夢をかなえるためのオーディション、入社試験、
そのどれもが人生の一大事にかかわってくるのですから、あがり症さんにとっては辛い試練となってしまいます。
ですが、面接もこれまでのあがり症対策を応用すればまったく問題はありません。
どんな面接も履歴書やエントリーシートをもとにして行われることがほとんどなので、丁寧に、誠実に書くよう心がけましょう。
書類に嘘を書いても、面接で絶対にぼろが出ます。これはあがり症以前の問題です。
質疑応答のシミュレーションは最低限やっておきましょう。
ただし、面接官とは意地悪なもの。絶対に、想定外の質問を一つや二つしてきます。
すぐに答えられなかったからといって即不合格とは限らないので、あがり症なりに落ち着いて答える努力をしましょう。
当日の身だしなみも大切。
あがり症とはふとしたところから顔を出してくるものです。
シャツのちょっとした汚れが気になって、頭の中が真っ白になることだってあるのですから。
また、面接官はこれまでに何人、何十人ものあがり症を見てきています。
いまさらあなたがあがり症だからといって特別驚くことはないのです。気楽にいきましょう。


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